すいこでん こんこうりゅう・りしゅん

  

 
 李俊は 身のたけ八尺 濃い眉に 大きな目 赤ら顔で針金のような髭 声は鐘のように大きく 泳ぎがうまいので 江をかきまわす竜のようで 混江竜と呼ばれていた。
 再三再四 宋江の命を救い 梁山泊へ仲間入りする。水軍の総頭領として大活躍をするが 後にシャム国の王となり梁山泊の好漢の中で最も数奇な人生を送った揚子江の大親分である。
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